小学生薬剤師体験会!アプリコ薬局
今回は、将来薬剤師を夢見る小学生がアプリコ薬局星崎店に薬剤師体験に来てくれました。
以前、ラーケーションの日を利用した薬剤師体験のブログを見ていただいた親御さんから直接メールを頂き、今回の体験会が実現しました。今回体験するのは6年生の2人、夏休み最後の思い出作りということでとても楽しみにしていたとのことでした。
2人とも白衣を着て、いざ薬剤師体験会開始!
将来薬剤師になりたいということでしたので、ただの体験では無く薬剤師の仕事や役割を詳しく知ってもらおうと薬剤師は調剤薬局や病院だけでなく、製薬会社での研究・開発や営業、また公務員などの選択肢があることを説明させていただきました。
薬剤師のお仕事のイメージは?と聞いたところ、薬局で薬を棚から出して持ってきてくれるイメージとのこと。
では実際に薬剤師が薬局でどんなお仕事をしているか体験してみましょう!
まずは処方箋にはどのような情報が書かれているかを勉強しながら薬のピッキング。処方箋には薬の名前が成分名で書かれているので実際の薬と名前が違ったり、同じ名前の薬でも成分量が違ったり、一日に飲む量と日数を計算して必要な数を用意したりといろいろなことを考えながら処方されたお薬を集めていきます。
次に軟膏の混合に挑戦!違う種類の軟膏を処方箋通りに重さを量って軟膏版と軟膏ヘラを使ってムラの無いように
しっかり混ぜ合わせていきます。しっかり混ぜたと思っても軟膏をのばしてみるとなざってないところを発見!
再度混ぜ合わせていきます。しっかり混ざったらヘラを使って軟膏容器にいれて患者さんの為に表面を滑らかに整えて完成!2人ともなれない作業で悪戦苦闘!?でも最後はしっかりきれいに軟膏を詰めることができました。
さてさてお次は粉薬を計量して分包機を使って1回分ずつに詰めていきます。
粉薬といっても細粒・顆粒などの種類があることを学んで2種類の粉薬がどれだけ必要か計算して
計量。そして何回分作るのかを入力して機械に投入!初めて見た一包化の機械にちょっと感動!?ガシャンガシャンと機械が袋詰めしているところを興味津々に眺めていました。
そして最後は薬(おやつ)の一包化!自分の5日分の薬の処方箋を書いてみましょうということで、ラムネやチョコレートやキャンディーなどの中から好きなものを選んで朝昼夕に何粒飲む(食べる)かを考えて処方箋に記入。
1日1回朝 1回3錠
1日2回朝夕 1回3錠
1日3回毎食後 1回2錠
を5日分処方ということで
なるべく好きなお菓子をたくさん一包化できるように考えて処方箋を書いて
必要な数を数えて分包機に投入!自分で選んだお菓子が一包化されてガシャン!ガシャン!と出て来るのを心配そうに見つめていました。
最後に自分のおやつを監査!ちゃんと考えて通りの数が入っているか一つ一つ確認していきます。
こんな感じで体験会は終了!
2人とも楽しんでいただけた様子でした。
薬剤師は患者さんの為にいろいろなことを考えていることが分かった!
薬局では便利な機械を使っていることが分かった!
などなどの感想をいただき、薬剤師の仕事を少し理解してくれたかな?
といわけで今回、親御さんのDMから実現に至った薬剤師体験会でした。
将来はりっぱな薬剤師になってね!